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大阪府の橋下徹知事が、平成23年までに関空と伊丹空港を経営統合し、47年に伊丹を廃港する案を発表していたようだ。
橋下知事は以前から伊丹空港の廃止をとなえていたようだし、そもそも関空ができた頃は伊丹はなくなるんじゃないか、と思っていたけど、なぜか存続していることが当たり前のように思っていた。
神戸空港ができた時にあれだけ反対の声があったのに無理矢理造って、一つ出来て一つ無くす、ってところてんみたいなことやって、何やってんだか、と素人の一般庶民たる僕なんぞは思うわけだが、関空のほうが赤字では対策も建てないといけないんでしょう。
実際に廃港になるとしても、平成47年といったら30年近くあるわけで、それまでには騒ぎも収まることを期待したい。

この案に対しては賛否両論でていて、あれだけ騒音だの公害だのなんだのと、伊丹空港に反対していた地元住民が今更廃港に反対するのはおかしい、なんて声もあがっているが、京都在住の僕がどうこういう問題ではない。

京都からだと関空のほうが遠いけど、空港が近かろうが遠かろうが、スケジュールによってはそんなことは言ってられない。
実際、今年の3月にニューヨークに行った時は、スケジュールがきつかったため、大阪からだと関空発も伊丹発も良い便がなかったので、成田まで行ってニューヨーク午前着の飛行機に乗ったぐらいだ。

これが国内線となるとまた違った話で、関空までの足がネックになる。
どこからどこまで何しに行くか、にもよるだろうけど、関空まで行く便は決して便利とはいえない。
不便な所にあるのは騒音対策だから仕方ないし、逆に伊丹空港のようなところでは24時間運営は事実上無理だ。
それに一般庶民の僕が個人で東京まで行く時は夜行バスで、飛行機という発想はそもそもない。
つまり、関空までのアクセスの簡便さと電車なりバスなりの利用料金を抑えないと、伊丹空港がなくなっても時間の面で新幹線に、料金の面で高速バスに負ける、ということになる。
狭い日本の中でやることだから、どっちにしても衝突は起こるか。

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ただ、個人的には、僕は決して伊丹空港嫌いじゃないんですよね。
初めてアメリカに行った時も伊丹からだったし、関空と違って空港のビル屋上から滑走路が見えるので、大阪に出たときについでにモノレールで空港に寄り道して飛行機の離発着眺めるのも、結構気持ちのいいものだったし、気軽に旅行気分が味わえますからね(^^/)
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