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2月22日の日曜日、福岡で開催された「アジアデジタルアート大賞」のレセプションに行ってきた。

当方、入賞したとはいえ賞金が出るわけではないので完全持ち出しなのだが、このご時世、動ける機会のあることは非常にありがたいことだ、と思って一泊旅行も兼ねて高速バスで行ってきた。

レセプションの際にはずっしりしたスーツのお歴々などもおわしまし、一般庶民の小生などは少々場違いの感すら覚えたぐらいだったが、何人かの入賞者の人たちとは名刺と情報の交換会と相成り(人見知りの激しい僕ですら何とか…)、その後入賞者組とスタッフなど10数人で食事に行って色んな話を聞いたきた。

それにしても、まあ、皆さんのレベルの高いこと。最年長である僕(^^;)が一番頼りないときたもんである。

僕なんかは単なるDTPのオペレーターで、かろうじて昨年はMdNに載っけてもらっていたので、何とか格好はついたものの、作品の質がやっぱり違う。映像畑の人が多かったので、彼らに触発されて、僕もプロセッシングでも勉強してみようか、と思ったぐらい。

ミュージシャンなんかだと割といろんな人との交流を持ちやすそうだけど、僕らのようなデザイン、映像などをやっている人間はどうしても部屋にこもって作業するから意外と同業者との交流、というのがない。

性格的にはそうした環境が向いている人が多いような気もするが、自分だけの世界と技量で完結させるのには限界があるし、ときどき外の風を入れたい時もある。なので、こういう機会は非常にありがたかった。

さすがにADAAの入賞者組だとレベルが高すぎて感心するしかなかったけど…

誰かが、「何かの賞取ったらまた会えますよ」なんて言っていたけど、ほんとにまた何かの時に会えたらいいな、と思う。