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jazzStandard
4日目(6日)、ジャズ・スポット巡り最終日は(何しにNYに来たのかね…)「JAZZ STANDARD」
ここは別に誰かにすすめられたわけではないのだが、たまたま泊まったホテルの1ブロック先にあったので、時間の関係もあってここにした。そのくせ写真を取り忘れてしまったのだが…(かわりにマッチの写真だけ…)。
といってもガイド・ブックにも載っているぐらいだから、そんな変な店ではない。
1階が「BLUE SMOKE」というバーベキュー・レストランで地下が「JAZZ STANDARD」。

この日はハモンド・オルガンのDr. Lonnie Smith Quartet。メンバーは Donald Harrison (alto sax)、Peter Bernstein(guitar)、 Herlin Riley(drums)。
妖しくも温かい音色のハモンド・オルガンによるファンキーな音楽だったのだが、ライヴ開始時間を間違えてしまって30分しか聴けなかったのが残念。

店内の雰囲気は「Birdland」に近く、ちょい高級レストラン風。
でも僕は一番後ろのカウンター席だったので緊張せずに済んだ。
なお、例によってコーヒーを注文したら(ミニマム・チャージがなかったので)1杯2ドル90セントと下手なカフェより安くてびっくりした、
「Birdland」ほどメジャーじゃないけど、ちょいマイナー所、でもおしゃれに安心してジャズを、という人には穴場かもしれない。(暗くて見えなかったけど、多分日本人は僕だけだったと思う)
ただ、「Birdland」は横長だけど、「JAZZ STANDARD」は縦長なので、席によっては音が物足りないかもしれない。

カバー・チャージが30ドルだったので、トラベラーズ・チェックで支払ったら、サインが日本語で確認できないからIDを見せてくれ、と言われパスポートを出して「日本人観光客」であることがバレてしまったのだが、その時、隣にいたバリッとしたスーツを着た黒人のおじさんが、「オゾネって知ってるか」と聴いてきた。
「?」と思って聞き返すと、「オゾネ・マコト」のことだった。
「ピアニストの?」と聞いたら、「お前オゾネ・マコトに似てる」と言われた。
…多分日本人ならみんな同じ顔に見えるんではないか、と思ったけど、後で知ったのだが、小曽根さんもこの「JAZZ STANDARD」でライブされたことがあるらしい。