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2月から3ヶ月間通っていたLinuxの研修がとうとう終わってしまった。

早かった!

生涯でこれほど楽しく教室というものに通ったことはなかっただろう。
学生時代アメリカに語学留学をしていたことがあったけど、その頃でも後半は遅刻や欠席が多くなっていたのに、今回は朝に人一倍弱いこの僕が、3ヶ月も朝7時起きで通うことができたんだから、自分でびっくりである。

10年ほど前、当時のMac雑誌に、古いMacにLinuxを入れて遊ぼう、という記事がよく載っていて、試しにMkLinuxをインストールしたもののさっぱりわからず、本を読んでもなかなか前に進まず、結局ほったらかしのままだったのだ。

だけどWebに仕事に首つっこむならサーバの仕組みは知っておいた方がいいし、かといって独学では無理だし、と思っていたところこの講習の事を知ったので早速応募したのだった。

最初の方のコマンド操作はいつくか覚えていたからさほどでもなかったものの、自宅でも勉強しようとPowerbook2400にインストールしたものの、起動しなくなり(僕がLinuxの勉強を断念したのは、毎回Linuxをインストールするとマシンが起動しなくなったからなんである(>_<))、仕方なくまたiBook G3を中古で買って、Yellow Dog Linuxをインストールし直したり、またまた大変だった… その間にADAAで福岡行ったり、大阪で個展したりしてたので、正直途中から更に追いつけなくなったりもした。 福岡に教材持っていってちょこっと復習したりもしたぐらい。 それでも講師の方が丁寧だったので、それまで本読んでもわからなかったことがわかるようになったし、何より、自分の「理解してる箇所」と「理解してない箇所」の判別がつくようになったので、この先の勉強の道筋もたてやすくなった。 Webの業界、デザイナーさんはきれいなページが作れてもシステムの事が苦手だし、サーバ屋さんの方はプログラミングは出来ても意外とhtmlとかあまりわかってない人がいるし、自分でもWebサイトは作りたいけど、双方の間に入って「通訳」みたいなことができたらな、と思う。 それにしてもサーバ管理の人って大変なんですね〜